主な活動
地域活動支援
佼成カウンセラー養成講座を卒業し、有資格者となったカウンセラーは、主な活動として地域のさまざまな場で学びを活かし地域の課題に応じた自助グループや相談室の立ち上げ、あるいは教会、支教区、地域社会の要請を受けた学習会を実施しています。研究所では、それらの要請に応じたプログラムの開発と、地域を越えた有資格者派遣などの支援をしています。
有資格者派遣では、将来的な地域の特色を活かしたカウンセラー同士の活動支援を目的にし、情報交換などを通して地域相互のネットワーク構築を目指します。
推薦のことば
「佼成カウンセラー」に期待
武庫川女子大学名誉教授
白石大介 (佼成カウンセラー養成講座元講師)
現代社会の抱えるさまざまな問題、また連日報道される不幸なニュースなどを考えたとき、「孤立化」がキーワードとして浮かび上がります。地域、家庭でのコミュニケーションが希薄になり、本来ならば密に理解し合い、支え合うはずの関係に空洞が生じているのです。
有資格者メッセージ
- 地域の人びとのお役に立ちたい
(第14期生・新潟・男性) - 人とのふれあいに欠かせない傾聴
(第11期生・広島・女性) - 2つの宝物をこころの支えに
(第16期生・神戸・男性)
カウンセリング・ワークショップ
グループでの出会いと交流をとおし、聴いてもらうこと、感じ合うこと、伝え合うこと、支え合うことを体験的に味わい、今、ここで起きている気持ちを大事にし、自分や人への理解を深めていく自己理解、他者理解、自己表現のありようを学び合う本部主管の幹部教育です。
要請教育
全国各地の教会や支教区など、地域の要請を受け、主に人間関係の基本である傾聴を基にしたさまざまな体験学習をとおして、自他に向き合い、共に成長、発達するための新しい視点を得るとともに、支え合い、寄り添うといった人間関係の実際を学びます。
地域相談室援助
東京・千葉・埼玉・神奈川・大阪の「佼成心の電話相談室」をはじめ、地域の相談室における相談員やスーパーバイザーを対象とした教育と相談室開設援助などを行っています。
地域活動支援
佼成カウンセラー養成講座を卒業し、有資格者となったカウンセラーは1800人を超します。その主な活動は地域の学校や医療機関、福祉の現場などで学びを活かし、地域の課題に応じた家族会や相談室などの立ち上げ、あるいは教会、支教区、地域社会の要請を受けた教育の実施ですが、研究所では、それらの要請に応じたプログラムの開発と、地域を超えた研究員派遣などの支援を行っています。
この研究員派遣は、将来的な地域の特色を活かしたカウンセラーの自主的な活動支援を目的にしており、地域間の情報交換をとおして地域相互のネットワーク構築を目指しています。